Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ファイルサーバがランサムウェア感染、詳細を調査 - 沼尻産業

茨城県を中心に倉庫事業や物流事業を展開する沼尻産業は、ランサムウェアに感染する被害に遭ったことを明らかにした。情報流出の可能性も含めて調査を行っている。

同社によれば、3月11日3時ごろ、同社のファイルサーバがランサムウェアに感染したことを従業員が確認したもの。ファイルサーバを停止し、ネットワークを遮断した。

不正利用は確認されていないが、顧客情報などサーバ内部に保存されていたデータが外部に流出した可能性もあるという。

対象となるのは、個人や法人の名刺情報をはじめ、取引先情報、業務受託先の法人顧客情報、退職者含む従業員情報など。社名や氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどが含まれる。いずれもパスワードが設定されているとしている。

同社では外部協力のもと、感染の原因、経路、情報流出の有無など詳細について調査を進めている。

(Security NEXT - 2023/03/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「ぶちエコサポーター」研修会の参加者宛メールで誤送信 - 山口県
誤って資料を持ち帰り紛失、住民が商業施設で拾得 - 新潟県
従業員個人PCがマルウェア感染、業務用認証情報が流出 - QUICK
番組編集ネットワークにランサム攻撃 - ケーブルテレビ可児
NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も