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ファイルサーバがランサムウェア感染、詳細を調査 - 沼尻産業

茨城県を中心に倉庫事業や物流事業を展開する沼尻産業は、ランサムウェアに感染する被害に遭ったことを明らかにした。情報流出の可能性も含めて調査を行っている。

同社によれば、3月11日3時ごろ、同社のファイルサーバがランサムウェアに感染したことを従業員が確認したもの。ファイルサーバを停止し、ネットワークを遮断した。

不正利用は確認されていないが、顧客情報などサーバ内部に保存されていたデータが外部に流出した可能性もあるという。

対象となるのは、個人や法人の名刺情報をはじめ、取引先情報、業務受託先の法人顧客情報、退職者含む従業員情報など。社名や氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどが含まれる。いずれもパスワードが設定されているとしている。

同社では外部協力のもと、感染の原因、経路、情報流出の有無など詳細について調査を進めている。

(Security NEXT - 2023/03/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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