Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

日経の記事クリッピングサービス、サイバー攻撃被害の範囲を修正

新聞記事のクリッピングサービス「日経スマートクリップ」がサイバー攻撃を受けた問題で、調査を進めていた日本経済新聞社は影響の範囲を訂正した。

同社子会社である日経メディアマーケティングが契約するホスティングサーバにおいてサービスの提供を受けている企業の利用者情報が外部へ流出した可能性があることが2022年12月14日に判明したもの。同月23日に事態を公表するとともに外部協力のもと調査を進めていた。

当初の発表では対象者を266人としていたが、949人に訂正。過去の利用者も含まれる。メールアドレスのほか、一部利用者については氏名やIDなどが被害に遭った可能性がある。

同社では攻撃を受けたサーバに対する外部からのアクセスを遮断。顧客企業には代替サービスを提供している。

(Security NEXT - 2023/02/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

検索用目録と誤って個人情報含むファイルを誤公開 - 新潟県
印刷に利用した患者情報含む私物USBメモリが所在不明に - 愛知県
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消
メールサーバがフィッシングメールの踏み台に - 広済堂HD子会社
従業員が退職時に顧客情報を持出、転職先で使用 - プルデンシャル生命
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「XenServer」「Citrix Hypervisor」に脆弱性 - 情報流出やDoS攻撃のおそれ
先週注目された記事(2024年4月7日〜2024年4月13日)
「PAN-OS」に対するゼロデイ攻撃、国内被害は未確認
「PAN-OS」を狙う「Operation MidnightEclipse」 - 3月下旬より展開