Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

税金納付サイトを偽装するフィッシング - Vプリカ送付を要求

東京税関や自治体の税金納付サイト「F-REGI 公金支払い」を装うフィッシングサイトが確認されている。支払い方法を「電子マネー」などと説明し、プリペイドカードを購入させ、画像を送付させてだまし取ろうとしていた。

未払いの税金があるなどとし、「差押最終通知」などと不安を煽ってフィッシングサイトへ誘導する「SMS(ショートメッセージ)」が出回っているもの。

誘導先の偽サイトでは、本来は存在しない滞納金があるかのようにだまし、支払い方法としてプリペイドカードである「Vプリカ」を指示。コンビニエンスストアの複合機より購入して「発行コード番号」を入力したり、レジで発行されるチケットの画像を撮影して送付するよう求めていた。

フィッシングのURLには、ダイナミックDNSサービスが用いられており、2月21日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されている。フィッシング対策協議会ではJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼した。

「F-REGI」を提供する決済代行サービス会社のエフレジでは、同社より納税の督促通知や、未納による差押通知などを送付することはないと説明。税関は、支払いサイトは存在するものの税関職員の前で利用するサイトであり、ショートメッセージで案内することはないとして、類似したフィッシング攻撃に注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/02/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米当局、「Cisco SD-WAN」の脆弱性悪用で緊急対応を要請
「PHP」に複数の「クリティカル」脆弱性 - アップデートで解消
エレコム製ルーターなどに複数脆弱性 - 21モデルに影響
スマホ向け「Microsoft Authenticator」、トークン漏洩のおそれ
「Exchange Server」に脆弱性 - すでに悪用を確認、パッチは準備中
Linuxカーネルにローカル権限昇格の脆弱性「Fragnesia」
Hitachi Vantaraのデータ統合分析基盤「Pentaho」に深刻な脆弱性
「VMware Fusion」に権限昇格の脆弱性 - 修正版を公開
「Chrome」で脆弱性79件を修正 - 14件が「クリティカル」
「Cisco Catalyst SD-WAN」に脆弱性、悪用も - 証跡保全と侵害調査を