Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

海外グループ会社にランサム攻撃、事業継続に影響なし - アイカ工業

化粧板などの建築材料を製造、販売しているアイカ工業は、タイのグループ会社がランサムウェアによるサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。

同社によれば、1月25日に海外のグループ会社であるWilsonart(Thailand)において、社内サーバにおけるランサムウェアの被害を確認したもの。外部協力のもと、原因や影響範囲を特定するとともに復旧を進めている。

生産や受発注、出荷などの業務は、システムを使用せずに同日より再開しており、事業の継続や業績には影響はないとしている。また、2月15日の時点で他グループ会社における被害は確認されていないという。

(Security NEXT - 2023/02/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

高校情報共有ツールで個人情報が閲覧可能に、成績なども - 東京都
「Grafana」にクリティカル脆弱性 - なりすましや権限昇格のおそれ
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「NVIDIA DGX Spark」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
行政文書を紛失、書架移動の繰り返しで紛失か - 愛知労働局
約9カ月にわたりサイト改ざん、約100記事に不正スクリプト - 京大
10月のDDoS攻撃は減少、攻撃規模も縮小 - IIJレポート
2026年1月開催の「JSAC2026」、参加登録がスタート