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ファイル転送製品「GoAnywhere MFT」に脆弱性 - すでに悪用が発生

Fortra(旧HelpSystems)のファイル転送管理ソリューション「GoAnywhere MFT」に脆弱性が明らかとなった。すでに悪用が確認されている。

信頼できないデータのデシリアライズを行い、コマンドを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2023-0669」が判明したもの。管理コンソールより認証なしに悪用が可能だという。意図せず管理コンソールをインターネットなどへ公開している場合、攻撃にさらされるおそれがある。

パッチ提供前より攻撃が展開されていると見られ、2月初旬には登録ユーザーに向けて緩和策の実施を呼びかける注意喚起が行われていた。その後Fortraでは、脆弱性を修正した「GoAnywhere MFT 7.1.2」をリリースしている。

Rapid 7では、脆弱性を解析して詳細を明らかにするとともに、容易に悪用が可能であるとして注意を喚起。米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)においても、同脆弱性を「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」に追加しており、利用者に対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/02/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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