患者情報含むUSBメモリが所在不明 - 岩手医科大病院
岩手医科大学付属病院は、患者情報が保存されたUSBメモリが所在不明になっていることを明らかにした。内部のデータは暗号化されているという。
同院によれば、2022年10月5日ごろ、薬剤部内の机上に置いていたUSBメモリの所在がわからなくなったという。
USBメモリは暗号化機能がついており、パスワードが設定されていた。内部には会議資料に使うための薬剤治療実施患者1894人分のリストが保存されていた。患者の氏名、年齢、診療科、病棟名、医師名、薬品名、調剤日、調剤に必要となる関連情報が含まれる。
薬剤部は、学外者の立入禁止区域でIDカード認証による入室管理を行っており、部外者が持ち出すことは考えにくいという。
発生から報告まで時間を要しており、同院では対象となる患者に報告と謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2023/02/07 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ファッション通販サイトに不正アクセス、通知メールが送信
サイバー攻撃で元従業員情報が流出した可能性 - クミアイ化学工業
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供
「GitHub Enterprise Server」に脆弱性 - アップデートを公開
米CISA、「AMI MegaRAC SPx」や「FortiOS」の既知脆弱性悪用を警告
採用試験受験者宛の通知メールを誤送信 - 北九州市
医療費の検査資料が所在不明、誤廃棄か - 会計検査院
ぴあチケットリセールサイトでキャッシュ設定ミス - 個人情報を誤表示
「Firefox 140」がリリース - 脆弱性13件を解消
「FortiOS」などFortinet複数製品に脆弱性 - アップデートを