「ビューカード」のフィッシング - 2種類の偽ログインページを用意
JR東日本グループのクレジットカード「ビューカード」を装うフィッシング攻撃の報告が増えているとしてフィッシング対策協議会が注意喚起を行った。
「個人情報の確認」「利用確認」といった口実で偽サイトへ誘導するフィッシング攻撃が発生しているもの。URLの有効期限を48時間などとだまし、経過後は再度手続きが必要などと不安を煽ってアクセスを促していた。
フィッシングサイトは、会員向けサイト「VIEW's NET」を偽装。正規サイトでは、「VIEW's NET ID」「My JR-EAST ID」それぞれにログインページを用意しているが、フィッシングサイトでも同様に2種類の偽のログインページを用意していた。
IDやパスワードのほか、氏名、背年月日、性別、郵便番号のほか、クレジットカードの番号、有効期限、セキュリティコードなどを詐取する。
12月21日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、サイトの閉鎖に向けてJPCERT/CCへ調査を依頼。類似したフィッシング攻撃に注意するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2022/12/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト