Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

VMwareのID管理製品に脆弱性 - アップデートで修正

VMwareのID管理製品「VMware Workspace ONE Access」「VMware Identity Manager(vIDM)」に複数の脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

管理者権限を持つユーザーにより、OS上でコードを実行することが可能となる脆弱性「CVE-2022-31700」が判明したもの。「VMware Workspace ONE Access 21.08.0.1」「同21.08.0.0」や「vIDM 3.3.6」に影響があり、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」においてベーススコアは「7.2」、重要度は2番目に高い「重要(Important)」とレーティングされている。

また両製品において、認証の不備があり、情報漏洩が生じるおそれがある脆弱性「CVE-2022-31700」も明らかとなった。CVSS基本値は「5.3」、重要度は「中(Moderate)」とされている。

いずれも非公開で同社に対して報告が行われたもので、同社では、スイート製品である「VMware Cloud Foundation」も含めて脆弱性を修正するアップデートを用意。利用者へ注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/12/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

11店舗で未処理となっていた印鑑票の紛失が判明 - 旭川信金
分散トランザクション管理ツール「Apache Seata」に脆弱性
サーバにサイバー攻撃、影響など詳細を調査 - レイメイ藤井
「Kubernetes」マルチテナント管理ツール「Capsule」に深刻な脆弱性
Google、「Chrome 139」をリリース - AIが発見した脆弱性を修正
「Firefox 142」を公開 - 9件の脆弱性を解消
中学PTA議決資料が閲覧可能に、クラウドで設定ミス - 奈良市
緑地管理者がボランティア宛てメールを「CC」送信 - 名古屋市
旧保育所に不法侵入、建物内部に個人情報 - 北見市
マイナンバー文書を誤廃棄、保存期限の設定ミスで - 上三川町