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深層学習プラットフォーム「PaddlePaddle」に深刻な脆弱性

Baiduが開発するオープンソースの深層学習プラットフォーム「PaddlePaddle」に深刻な脆弱性が明らかとなった。パッチが提供されている。

「同2.4.0-rc0」および以前のバージョンにコードインジェクションの脆弱性「CVE-2022-46742」が明らかとなったもの。脆弱性を悪用されると任意のコードを実行されるおそれがある。

Baiduでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」においてベーススコアを最高値である「10」と評価。重要度はもっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

開発チームは、ソースリポジトリにおいてパッチを公開。「同2.4」にて同脆弱性を修正する予定だという。

(Security NEXT - 2022/12/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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