Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Go向けSAMLライブラリに深刻な脆弱性 - アップデートが公開

Go言語(golang)向けに提供されているSAMLライブラリに深刻な脆弱性が明らかとなった。

パッケージ「crewjam/saml」に脆弱性「CVE-2022-41912」が明らかとなったもの。複数のアサーションエレメントを含むSAML応答を処理する際、認証のバイパスが可能になるという。

CVE番号を割り当てたGitHubでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.1」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

同脆弱性は「同0.4.9」にて修正。アップデートが呼びかけられている。同ライブラリを実装しているソフトウェアも影響を受けるおそれがあり、注意が必要となる。

(Security NEXT - 2022/12/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

中学校教諭が名簿を誤送信、類似メアド宛に - 岡山市
体験プログラムの申込フォームで別人の個人情報が閲覧可能に - 愛知県
MFA基盤管理製品「RSA AM」にセキュリティアップデート
「LogStare Collector」に複数の脆弱性 - 最新版へ更新を
「Apache Syncope」に脆弱性 - 内部DB構成でPW特定のおそれ
国会図書館のシステム開発環境から個人情報が流出した可能性
IT資産管理製品「MaLion」のWindows向けエージェントに深刻な脆弱性
ランサム感染でサーバ障害、調査や復旧実施 - YAC子会社
病院向け月刊誌に患者の個人情報 - 石川県の公立病院
図書館読み聞かせボランティア向けのメールで誤送信 - 柏崎市