Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

LEDライト通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性

LEDライトの通信販売サイト「GENTOS公式ストア」がシステムの脆弱性を突く不正アクセスを受け、顧客の個人情報やクレジットカード情報が流出した可能性があることがわかった。

同サイトを運営するジェントスによれば、2020年4月1日から2022年8月24日までに、同サイトへ会員登録を行った顧客の個人情報最大5521件が流出の可能性があることが判明したもの。

氏名、住所、電話番号、メールアドレス、サイトのログインパスワードのほか、生年月日や性別、職業、会社名など任意に入力された情報も対象だという。

さらに決済アプリケーションを改ざんされ、同サイトで2020年9月25日から2022年8月12日にかけて決済に利用された顧客のクレジットカード情報5471件が外部に流出し、不正に利用された可能性があることがわかった。クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードなどを窃取されたおそれがある。

8月12日にクレジットカード会社から情報流出の可能性について連絡があり、同日クレジットカードによる決済を停止した。8月17日に個人情報保護委員会への報告を行い、同月24日に警察へ被害を相談した。

外部事業者による調査は10月6日に調査が完了。同社では11月28日より、対象となる顧客にメールで経緯の説明と謝罪を行うとともに、身に覚えのない請求などが行われていないか確認するよう求めている。

(Security NEXT - 2022/11/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

日東製網、四半期決算を延期 - ランサムウェア被害の影響で
2024年春季の登録セキスペ応募者、前年から13.3%増
「GarageBand」にセキュリティアップデート - 脆弱性1件を修正
米子会社にサイバー攻撃、情報流出の可能性 - パイロット
メンテナンス中に本人確認資料画像データを誤消去 - 琉球銀
読売新聞装うメールに注意 - 著作権侵害と脅す内容
サーバや端末にサイバー攻撃、放送への影響は否定 - テレビ新潟
「JSONata」にプロトライプ汚染の脆弱性 - アップデートにて修正
効率的な脆弱性対策を支援するオンラインセミナー開催 - IPA
Android 14の変更点をカバー - セキュアコーディングガイド新版