Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

書類を誤送付、宛名シールのミスに気づかず - 広島銀

広島銀行は、取引先従業員の財形預金に関する情報が記載された書類を、誤って他社へ送付するミスがあったことを公表した。

同行によれば、取引先1社の従業員1163人の情報が記載された「財形預金残高明細表」を、誤って別の会社1社へ送付したことが11月9日に判明したという。

送付した明細表には、カタカナ氏名、社員番号、口座番号、当月取引額、預かり金残高、毎月積立額、年金受取回数、賞与積立額などが記載されている。

担当者が明細表の送付作業を行った際、他社の宛名シールを封筒に貼って責任者に確認を求めたが、責任者による確認が不十分で気が付かず、封緘して発送した。

同行では、誤送付した書類を11月9日に回収。今回の問題を受けて、作業手順の見直しやチェック強化を徹底するとしている。

(Security NEXT - 2022/11/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ATM取引情報が保存された外部記録媒体を紛失 - 苫小牧信金
県営住宅家賃滞納者情報含む一部督促状を誤送付 - 神奈川県
廃棄カルテが一般ゴミに紛れる、搬送中に飛散 - 薩摩川内市
職業性曝露事故の関係者情報含むUSBメモリが所在不明 - 秋田大病院
メルアカ乗っ取り被害、スパム送信の踏み台に - MaOI機構
RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Erlang/OTP」「RoundCube」の既知脆弱性が標的に - 米当局が注意喚起
情報セキュリティ教室の参加者一覧が閲覧可能に - NII
採用職員の健診関連情報含む名簿を誤送信 - 奈良県