患者情報含むデジカメ記録メディアの紛失事故2件が発生 - 東海大病院
東海大学医学部付属病院は、患者情報を含む記録メディアが院内において所在不明となっていることを明らかにした。
同院によれば、8月に2件の紛失事故が発生したもの。1件は8月3日に判明したもので、外来においてデジタルカメラ内にSDメモリカードが挿入されておらず、見当たらないことが判明した。内部には11人分の個人情報が含まれる。
また同月9日に同院病棟において所定の置き場所にデジタルカメラとSDカードがないことが判明した。SDメモリカードの内部には20人分の個人情報が含まれていた。
同院では、主治医より対象者に対して経緯の説明と謝罪を行っている。今後は、施錠管理や撮影後すみやかに電子カルテへデータを取り込み、SDメモリカード内のデータを消去することで再発の防止を図るとしている。
(Security NEXT - 2022/11/16 )
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