企業の24.2%「1年以内にサイバー攻撃を受けた」 - TDB調査
帝国データバンクが実施した調査では、約4社に1社が直近1年以内にサイバー攻撃を受けたと回答した。50.4%は過去にサイバー攻撃を受けたことがないと答えたという。
同社が10月7日から12日にかけて、サイバー攻撃の状況を尋ねるアンケートを実施し、結果を取りまとめたもの。1251社が回答した。
24.2%の回答者が1年以内にサイバー攻撃を受けたことがあると回答。このうち8.6%は「1カ月以内に受けた」としている。「Emotet」をはじめ、受信したメール経由でマルウェアに感染したとの被害も目立ち、大量のメールによって業務に支障が出たケースなども見られた。
一方で10.6%は、1年以上前に攻撃を受けたとしており、50.4%は「まったく受けたことがない」と回答している。また14.8%は「わからない」と答えた。
サイバー攻撃を受けたとする385社に対し、攻撃の際に支出した金額について聞いたところ、「0円(支出はない)」が77.9%と8割近くにのぼった。次いで「100万円未満」が15.1%で続く。一方で「1000万円以上3000万円未満」との回答も0.8%あった。
(Security NEXT - 2022/10/18 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「NSX-T」にXSS脆弱性、アップデートがリリース
未知の脆弱性で生じた通信障害、NTT東西に行政指導
借り受けた国民年金納付者リストを紛失 - 可児市
顧客情報含む書類約3200件が所在不明 - 大阪府内の郵便局
学生のクラウドアカウントに不正アクセス - 沖縄県立看護大
Samsung製スマホなどの既知脆弱性が攻撃の標的に - 米政府が注意喚起
複数Apple製品が影響を受ける脆弱性 - 米政府が注意喚起
柏崎刈羽原発の火災防護関連資料を紛失 - 東電
DMハガキ宛先にクレカ番号を誤印字 - 三井住友カード
Google、長期間放置アカウントを削除へ - 悪用防止対策で