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「VMware Aria Operations」に脆弱性 - アップデートが公開

「VMware Aria Operations(旧VMware vRealize Operations)」に脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

管理者権限を持つユーザーによって任意のファイルを読み取ることが可能となる脆弱性「CVE-2022-31682」が明らかとなったもの。非公開で同社に対して報告があったという。

脆弱性を悪用されると機密データを含むファイルなどが参照されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「4.9」で、同社は脆弱性の重要度を「中(Moderate)」とレーティングしている。

同社は脆弱性に対処した「同8.10」をリリース。利用者にアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/10/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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