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個人情報含む一時保育登録者名簿が所在不明に - 目黒区

東京都目黒区は、個人情報が記載された「一時保育」の登録者名簿を紛失したことを明らかにした。

同区によれば、乳幼児の子どもを持つ区民が、区などが行う講座などに参加する際に、主催者が区民に代わって保育をする「一時保育」の登録者名簿1冊が所在不明となっているもの。

2022年度の一時保育登録者35人分の氏名、電話番号、携帯電話番号、一時保育担当区域、希望勤務曜日および時間、資格の有無などが記載されていた。

同名簿は人権政策課が作成。子育て支援課が管理しており、9月5日に使用しようとしたところ、ファイルの保管場所にないことが判明した。執務室内を探索し、関係職員にも聞き取りを行ったが見つかっていない。

同区では、対象となる登録者に謝罪の書面を送付し、電話であらためて説明を行っている。

(Security NEXT - 2022/10/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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