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Zohoの複数ネットワーク監視製品にRCE脆弱性

Zohoが提供する複数のネットワーク監視製品にリモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性が明らかとなった。アップデートにて修正されている。

「Zoho ManageEngine OpManager」「同OpManager Plus」「同OpManager MSP」「同Network Configuration Manager」「同NetFlow Analyzer」「同OpUtils」が備える「NMAP」において、「IPv4アドレス」の処理に脆弱性「CVE-2022-38772」が明らかになったもの。

認証されたユーザーが脆弱性を悪用することでデータベースを変更でき、その結果リモートよりコードの実行が可能になるという。

同社は脆弱性の重要度を「高(High)」とレーティングした。米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」による共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「8.8」と評価されている。

同社は7月後半に各製品向けに脆弱性を修正したアップデートをリリース。最新版へアップデートするよう求めている。

(Security NEXT - 2022/09/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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