Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

3年半分のフィッシングサイトURLを公開 - JPCERT/CC

JPCERTコーディネーションセンターは、同センターで確認したフィッシングサイトのURLデータをGitHubにて公開した。

2019年1月から2022年6月にかけて報告が寄せられ、同センターにてフィッシング目的のコンテンツが確認できたURLの情報を取りまとめ、公表したもの。

月ごとにCSVファイルを用意しており、確認日時、フィッシングサイトのURL、悪用されたブランドを収録した。

データ内にある悪用被害を受けたブランドは確認当時のもので、フィッシングサイトの停止にあたり同センターが調整を実施しているが、現時点における稼働状況などは未確認のため、データの取り扱いには注意が必要。

フィッシングに悪用されるURL件数は年々増加の一途を辿っている。今回公開されたデータを見ても、2019年1月は315件だったのに対し、2022年6月は1カ月だけで7023件と20倍以上に拡大している。

(Security NEXT - 2022/08/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

フォーム上でボランティアの個人情報が閲覧可能に - 東京都
イベント申込者の入力データ、操作ミスで消失 - 北海道
ランサムで複数システムが停止、従業員情報など流出 - 日邦バルブ
フィッシング報告、過去最多の水準続く - 4分の1が証券関係
「OpenPGP.js」の署名検証に脆弱性 - 修正パッチをリリース
サイバー攻撃を確認、影響調査や復旧作業を実施 - NRS
「a-blog cms」に「SSRF」など複数脆弱性 - アップデートで修正
PostgreSQL向けミドルウェア「Pgpool-II」に認証回避の脆弱性
「vCenter Server」「ESXi」などVMware製品に複数脆弱性
小学校と幼稚園で卒業証書台帳の紛失が判明 - 尼崎市