Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

開発プラットフォーム「GitLab」に深刻な脆弱性 - アップデートを強く推奨

開発プラットフォーム「GitLab」に深刻な脆弱性が明らかとなった。脆弱性に対処したアップデートを用意しており、利用者に更新することを強く推奨している。

Githubからのインポート機能にリモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2022-2884」が明らかとなったもの。HackerOneのバグ報奨金プログラムを通じて報告を受けたという。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアを「9.9」と評価しており、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

コミュニティ版、エンタープライズ版のいずれも影響があり、GitLabでは「同15.3.1」「同15.2.3」「同15.1.5」をリリース。利用者にアップデートを強く推奨している。GitLab.comに関してはすでに適用済み。

すぐにアップデートできない場合は、「GitHub」からのインポート機能を無効にする回避策の実施を呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/08/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Palo Alto「GlobalProtect App」に無効化できる脆弱性 - Linux版のみ影響
「HashiCorp Vault」に複数の脆弱性 - 「クリティカル」も
プロキシサーバ「Squid」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性1件を解消
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
「PowerCMS」に6件の脆弱性 - 修正版が公開