Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ニンテンドーのWi-Fiアダプタに2件の脆弱性 - 利用中止を

任天堂が以前販売していた「ニンテンドーWi-Fiネットワークアダプタ(WAP-001)」に脆弱性が明らかとなった。

OSコマンドの脆弱性「CVE-2022-36381」やバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2022-36293」が明らかとなったもの。

これら脆弱性を悪用するには、管理画面にログインする権限が必要だという。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」におけるベーススコアは「6.8」と評価されている。

いずれも三井物産セキュアディレクションの塚本泰三氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

同製品のサポートはすでに終了しており、任天堂では「ニンテンドーWi-Fi USBコネクタ(NTR-010)」とあわせて同製品の利用を中止するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/08/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

高校部活体験会申込フォームで個人情報が閲覧可能に - 群馬県
配達中に郵便物1束を紛失 - さいたま市内の郵便局
メルマガアカウント侵害、スパム送信踏み台に - サロン向け器具メーカー
ユニフォームに個人情報入りメモリ、洗濯業者から回収 - 関越病院
ハウステンボスへのサイバー攻撃 - 個人情報流出の可能性
「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起
「Plesk」Linux版に権限昇格の脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年12月7日〜2025年12月13日)
ウェブメール「Roundcube」にXSSなど脆弱性 - 更新を強く推奨
【特別企画】最先端企業が直面した「AIセキュリティの盲点」とは? - 生成AIテーマにカンファレンス