メタップスP、改善措置の報告書を提出 - 役員人事など発表
不正アクセスを受け、情報流出が発生した問題で、メタップスペイメントは経済産業省および個人情報保護委員会に改善措置報告書を提出した。あわせて役員人事や報酬の一部返上を発表している。
同社において、2021年8月から2022年1月にかけて不正アクセスを受け、決済情報を含む複数のデータベースから情報流出が発生したもの。
同問題を受けて経済産業省では6月30日に割賦販売法に基づく改善命令の行政処分を実施。7月13日に個人情報保護委員会が個人情報保護法に基づく指導を行った。
これら処分を受けて同社では、第三者委員会の提言を踏まえ、システム環境や体制整備における改善措置の報告書を提出した。
あわせて和田洋一氏が代表取締役社長を辞任し、山﨑祐一郎氏が後任となる人事を決定。和田氏を含む取締役3人が基本月額報酬の一部を3カ月返上するとの申し出があり、受理したという。
(Security NEXT - 2022/08/01 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意