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「Mirai」によるパケットが増加 - 送信元の多くで防犯用映像記録装置が稼働

JPCERTコーディネーションセンターは、2022年第2四半期における攻撃パケットの観測状況を取りまとめた。「Mirai」が発信元と見られるパケットの増加が観測されている。

同センターが、グローバルに設置している定点観測システム「TSUBAME」などを通じて、同四半期に観測した攻撃パケットの状況を取りまとめたもの。

同四半期にもっとも多くパケットが観測されたのは、「telnet」に用いる「TCP 23番ポート」。4月後半から5月前半に一時減少するも他ポートを上回るパケットが観測されており、6月にはピークを迎えている。

次いで多かったのは、NoSQLデータベース「Redis」で使用されている「TCP 6379番ポート」宛てのパケット。同四半期前半から後半にかけて減少傾向が続いており、6月には同四半期全体で3番目に多く、6月に増加が見られた「TCP 22番ポート」と逆転が生じている。

同センターは同四半期に注目された事象として、「Mirai」の特徴を持つパケットの増加を挙げている。中国を発信元としたパケットが26.6%でもっとも多く、「韓国(15.8%)」「米国(11.8%)」「インド(7.3%)」「台湾(5.9%)」と続いている。

(Security NEXT - 2022/07/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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