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J-CSIPへの情報提供が約2.6倍に - 過去の受信メールにも注意を

一方、ビジネスメール詐欺(BEC)の情報提供は1件。参加組織における海外関連会社の担当者になりすまし、取引先へ銀行口座の変更を伝えるメールを送りつける手口だったという。

詐欺メールは、乗っ取られた正規メールアカウントより送信されており、取引先ではだまされて返信してしまったが、口座情報がすぐに通知されず、支払日直前の急な変更などを不審に思って通報したことで詐欺メールであることが発覚した。

メールの送付には乗っ取った正規アカウントを利用する一方、「CC」に関係者に見せかけた偽のメールアドレスを追加し、返信メールを確認できるようにしていたと見られる。ドメインは攻撃メールを送信する前日に取得されたものだった。

(Security NEXT - 2022/07/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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