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Oracle、「Java SE」の脆弱性5件を修正 - 「同7」の延長サポートが終了

「Java SE 7」が移行した「持続サポート」では、これまでリリースされたプログラムを引き続き参照できるものの、あらたに脆弱性が発見された場合も新規にアップデートを提供することはなく、脆弱性対応の面ではいわゆる「サポート終了」と同様の状況だ。

2021年10月以降、今回も含めた過去4回の「クリティカルパッチアップデート(CPU)」を通じて「Java SE 7」に関する脆弱性は31件が修正されているが、今後は脆弱性があらたに判明してもパッチの提供はなく、修正が困難となる。

今回の「クリティカルパッチアップデート(CPU)」で「Java SE」や「Oracle GraalVM Enterprise Edition」において修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2022-21540
CVE-2022-21541
CVE-2022-21549
CVE-2022-25647
CVE-2022-34169

(Security NEXT - 2022/07/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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