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顧客情報含む伝票綴り39冊が所在不明に - 京都中央信金

京都中央信用金庫は、白梅町支店において、顧客情報が記載された一部伝票綴りの所在がわからなくなっていることを明らかにした。

同金庫によれば、6月14日に同支店において書類の整理作業を行っていた際、伝票綴りを収納した段ボール箱1箱を紛失していることが判明したもの。

問題の段ボール箱には、2021年4月1日から5月31日にかけて扱った入出金伝票や為替伝票などをまとめた綴り39冊が入っていた。3757件の取り引きが記録されており、個人の顧客1255件と法人顧客322件に関する名義、住所、電話番号、生年月日、口座番号、取引金額などが記載されている。

同金庫では、店舗の移転準備作業を行った際、廃棄する段ボール箱とともに誤って溶解処分した可能性が高いと説明。不正利用などの問い合わせなどは寄せられていないとしている。

(Security NEXT - 2022/07/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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