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配信機能の導入時に作業ミス、一斉メールでメアド流出 - 南海電鉄関連会社

南海電気鉄道の新規事業開発プログラムにより出向起業され、音楽イベントなどを手がけるEvery Buddyは、受託したイベントの案内メールにおいて会員のメールアドレスが流出したことを明らかにした。

同社によれば、7月1日19時過ぎ、イベントを告知するメールを同社ウェブサイトの会員1408人に送信した際、一斉メール配信機能によって本来「BCC」が用いられるところ、メールアドレスが宛先に設定され、送信されたという。

100人を1グループとして複数回にわけて送信したため、同一グループ内でメールアドレスが閲覧できる状態となった。7月1日にメール配信機能を新規で導入したが、開発業者による導入時の作業にミスがあったという。

送信直後に気づき、メール配信機能を開発した業者に改修を指示。対策実施後に対象となる会員に対してメールで謝罪し、誤送信したメールの削除を依頼している。

(Security NEXT - 2022/07/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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