補助金対象施設リストを誤送信、メール転送時に確認漏れ - 宮城県
宮城県は、新型コロナウイルス感染症対策推進事業において、補助金対象施設のリストを県認可外保育施設に対し、誤送信するミスがあったことを公表した。
同県によれば、同事業に関連し、消費税や仕入れ控除税額の報告書を提出するよう促すメールを保健福祉事務所より対象となる保育施設へ送信する際、本来提供すべきではないデータを送付するミスがあったという。
県内2事務所より、子育て社会推進課から送信されたメールを転送したが、内容をよく確認しておらず、報告書様式にくわえて補助金対象施設の一覧が含まれる表計算ファイルを添付したまま送ってしまったという。リストには、施設の名称、所在地、交付決定額、確定額が記載されている。
仙台保健福祉事務所では、6月16日16時半ごろ、28施設に対して送付。翌17日に子育て社会推進課からの連絡で判明した。北部保健福祉事務所では、6月17日15時過ぎに1施設へ送付したが、直後に担当職員が気づいた。
両事務所では、誤送付先の保育施設を訪問し、謝罪したうえ、誤送信したメールが削除されていることを確認したという。
(Security NEXT - 2022/06/22 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み