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サービス終了した「Visionalist」のタグ、約800サイトに残存 - 一時水飲み場攻撃と同じスクリプトも配信

DNSの設定が変更されるなど、再度スクリプトが配信されるおそれもあり、タグが埋め込まれたページにアクセスしたブラウザ上で意図しないスクリプトを実行されるリスクがある。

NTTコムでは過去にサービスを利用したことがあるウェブサイトの管理者に対して、あらためてタグを削除するよう呼びかけた。あわせて「IoC(Indicators of Compromise)」として4件のIPアドレスを公開している。

また今回のケースについて、ドメインのライフサイクル管理を見直すきっかけにしてほしいとし、サイト運営者などに広く注意を促している。

(Security NEXT - 2022/06/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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