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自治体向けSaaSでデータ消失、最大257団体に影響 - 同期操作のミスで

トラストバンクが自治体向けに提供するフォームサービス「LoGoフォーム」において、住民や申請者などより提出された一部データが消失したことがわかった。作業ミスが原因で、復元できたバックアップは約1カ月前のものだったという。

「LoGoフォーム」は、行政手続きなどに利用するフォームをテンプレートより作成できる公共機関向けのSaaS型サービス。2020年3月より提供されており、4月28日の時点で自治体や準自治体など430団体が採用している。

同社によれば、サーバ構築時の人的なミスにより257団体において、フォームより4月21日22時ごろから5月20日17時半過ぎに提出されたファイルが消失した。

フォームの記入内容はデータベースサーバに格納され、影響はなかったが、画像ファイルやPDFファイルなど、フォーム投稿時に添付され、ファイル保管サーバに保存されていたファイル1万7385件が消失した。

事故発生前に自治体がダウンロードしている場合もあるため、実際の影響は消失件数を下回るとしている。

(Security NEXT - 2022/06/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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