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フィッシング対策GLが改訂 - 実施すべき要件に「本文中リンクをクリックしないこと」

さらに利用者が考慮すべき要件として、メール本文中のリンクに原則としてアクセスしないことの優先度を「実施を推奨するもの」から「実施すべきと考えられるもの」へと変更した。

同ガイドラインでは、いかなるメールについても、本文中のリンクをクリックしない慣習が望ましいとしている。

一方、現実問題として一般的にメールにリンクが記載しており、すべてのメールにおいてリンクにアクセスしないことは難しいと指摘。

アクセス時には、「テキスト形式でメールを閲覧していること」「URLがhttps://で始まっていること」「アクセスする先のURLが既知の正規サイトのものであること」のいずれも満たすことを確認するよう求めている。

(Security NEXT - 2022/06/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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