Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Firefox 101」がリリース - 複数脆弱性を解消

Firefoxの開発チームは、最新版となる「Firefox 101」をリリースした。複数の脆弱性を修正している。

今回のアップデートでは、ビデオ会議において複数マイクの同時利用に対応するなど、ユーザビリティの向上を図ったほか、13件の脆弱性に対処した。重要度がもっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。

次に重要度が高い「高(High)」とされる脆弱性は8件。ヒープバッファオーバーフローの脆弱性やパストラバーサル、メモリ処理の問題などに対処した。さらに「中(Medium)」とされる4件、「低(Low)」とされる1件を修正している。

また脆弱性に対処した延長サポート版「Firefox ESR 91.10」もあわせてリリースした。「Firefox 101」にて修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2022-1919
CVE-2022-31736
CVE-2022-31737
CVE-2022-31738
CVE-2022-31739
CVE-2022-31740
CVE-2022-31741
CVE-2022-31742
CVE-2022-31743
CVE-2022-31744
CVE-2022-31745
CVE-2022-31747
CVE-2022-31748

(Security NEXT - 2022/06/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

子育て事務センターで請求書を紛失、受領するも未処理 - 堺市
熊本県農業サイトへのサイバー攻撃、詳細調査でDB侵害が判明
外部からサイバー攻撃、一部業務で遅延も - システムエグゼ
複数サーバでランサム被害、ECサイト運営などに影響 - はるやまHD
「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加
県立高で奨学金申請希望一覧表を生徒に誤配付 - 新潟県
新規就農者向けの研修案内メールで誤送信 - 諫早市
ランサムウェア被害による個人情報流出を確認 - 日本セラミック
都校務支援システムに不具合 - 102校の健診データを誤登録して喪失