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コロナ療養者の保険証画像を迷惑メール発信者に誤送信 - 広島県

広島県は、新型コロナウイルス感染症の軽症者用宿泊療養施設において、療養者の個人情報を無関係の第三者に誤って送信するミスがあったことを明らかにした。

同県の委託のもとJTBが運営する宿泊療養施設において、療養者に関する健康保険証の撮影画像データ5件を、迷惑メッセージの発信者に対して誤って送信するミスがあったという。

画像には対象者の氏名、生年月日、性別、記号、番号、被保険者氏名、事業所名称のほか、保険者の番号、名称、所在地、電話番号などが記載されている。

5月19日に送信画像を確認した際、同日送信した画像ファイル2件を、スタッフではなく迷惑メッセージの発信元である携帯電話番号に送信していることが判明した。

さらに同月12日、13日、14日にも1件ずつ同じ番号へ誤送信していた。これら5件に関する送受信履歴はすでに削除済みで、当時撮影したスクリーンショットについても一部番号が非表示となっており、送信先の電話番号を特定できない状態だという。

(Security NEXT - 2022/05/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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