Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

住信SBIネット銀行の利用者狙うフィッシングに注意

住信SBIネット銀行の利用者を狙ったフィッシング攻撃が確認された。フィッシング対策協議会が注意を呼びかけている。

「口座が悪用された可能性がある」などと不安を煽り、「利用規約を満たしていることを確認するため」などと説明して偽サイトへ誘導するフィッシング攻撃が確認されたもの。

メールの本文には、「ログイン方法は少し尋常ではない」「アカウントおよび販売活動が停止される可能性がある」など、金融機関からの通知としては不自然な言い回しも見られる。

フィッシングサイトでは、ユーザーネームやログインパスワード、取引パスワード、キャッシュカードの暗証番号のほか、認証番号カードなどの情報も入力させようとしていた。

5月19日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、閉鎖に向けて同協議会ではJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似した攻撃に注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/05/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

AI環境向けに分散処理フレームワーク「Ray」にRCE脆弱性
SwitchBot製テレビドアホンに脆弱性 - 親子機の更新を
口座振込の確認メールを「CC」送信、メアドが流出 - 大阪市
総当り攻撃で内部侵入、挙動検知してサーバ隔離 - タマダHD
医療分野のセキュリティ人材育成で協定 - IPAとJAMI
認証管理製品「Devolutions Server」に複数脆弱性 - アップデートを提供
問合窓口担当者が外部サイトで顧客電話番号に関する不適切投稿 - JR東日本
先週注目された記事(2025年11月23日〜2025年11月29日)
米当局、工場設備向け「ScadaBR」のXSS脆弱性悪用を警告
「ブラックフライデー」狙いのドメイン取得増加 - 偽通販サイトに警戒を