Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

小学校防犯カメラの映像含むHDDレコーダーがオークションに - 横浜市

委託先事業者より機器の処分について依頼を受けた別の事業者の従業員が、インターネットオークションに出品していたという。

同市では、防犯カメラを交換した場合、管理下でデータを消去するか、管理範囲外に持ち出す場合は、破壊やデータ消去を終えるまで職員が立ち会うことを定めていたが、委託先事業者と処分方法に明確な取り決めを行っておらず、守られていなかった。

回収したレコーダーは、小学校職員立ち会いのもと、初期化のうえハードディスクの破壊処理を行った。落札者以外は画像を閲覧していないとしている。

今回の問題を受けて同市では、廃棄時におけるデータの消去、委託先との契約において物理的破壊など含めた内容とすることの徹底など、再発防止に取り組むとしている。

(Security NEXT - 2022/05/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

患者情報含むUSBメモリが手術室で所在不明に - 大館市立総合病院
患者情報入りUSBメモリを一時紛失 - レンタカー内部で発見
手術の録画映像含むUSBメモリを紛失 - 公立甲賀病院
講座受講生の個人情報がほかの受講生から閲覧可能に - 群馬県
チケットセンターで他会員の個人情報を誤表示 - CBCテレビ
個人情報や学士入試問題草稿など含むUSBメモリを紛失 - 東大
新型コロナ拡大防止協力金申請者情報が流出 - 神奈川県
HDD破壊後に台数確認なく、異常気付かず - ブロードリンク
「買取now」で他顧客情報を表示 - キャッシュ設定ミスで
防犯カメラ更新時にデータ削除前の機器が盗難被害 - 西鉄ホテルズ