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廃棄簿冊目録や寄付関連書類など歴史公文書23冊が所在不明 - 大阪市

大阪市は、複数の環境事業センターで保管する歴史公文書にあたる帳簿が所在不明になっていることを明らかにした。

同市によれば、環境事業センター7カ所において廃棄簿冊目録22冊や寄付収受関係書類1冊のほか、帳簿として保存すべき簿冊の廃棄に関する決裁文書1件の所在がわからなくなっていることが明らかとなったもの。

寄付収受関係を記録した1冊については、寄付申出者の氏名など個人情報を含む文書が保存されていたという。

歴史公文書となる文書について公文書館への引き継ぎを行う際、複数の環境事業センターで保管されているべき帳簿が見当たらなかったことから、2021年4月より保存状況を調査したところ判明した。

各センター内を探索するも発見できず、いずれも外部に持ち出す文書ではないとして、誤って廃棄した可能性が高いと説明している。

(Security NEXT - 2022/04/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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