Fortinet、「OpenSSL」脆弱性判明受けてアップデート - 「Spring4Shell」の影響は調査中
Fortinetは、「OpenSSL」にサービス拒否の脆弱性「CVE-2022-0778」が明らかとなった問題を受け、同社製品向けにアップデートをリリースした。
「OpenSSL」において無限ループが生じ、サービス拒否に陥る「CVE-2022-0778」の脆弱性が3月に公開され、「同3.0.2」「同1.1.1n」「同1.0.2zd」がリリースされたことを受け、同ソフトウェアを実装する同社製品においてアップデートを実施したもの。
同社製品の基本ソフトウェアである「FortiOS」をはじめ、「FortiManager」「FortiAuthenticator」「FortiAnalyzer」「FortiDeceptor」「FortiMail」「FortiRecorder」「FortiProxy」「FortiSwitch」「FortiWeb」などに影響があり、同社ではアップデートを用意した。また26製品に関しては脆弱性の影響を調査中としている。
また「Spring Framework」に別名「Spring4Shell」としても知られる「CVE-2022-22965」や、「Spring Cloud Function」に「CVE-2022-22963」が明らかとなった問題で、一部製品において影響を調査中であることを明らかにした。
調査対象となるのは、「FortiCASB」「FortiEDR」「FortiSOAR」の3製品。「FortiOS」や「FortiManager」「FortiAnalyzer」など44製品に関してはこれら脆弱性の影響を受けないことを確認したという。
(Security NEXT - 2022/04/06 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
PDFを処理する「Ghostscript」にRCE脆弱性 - アップデートで修正
「Firefox」や「Thunderbird」にアップデート - 深刻な脆弱性を修正
「JBoss RichFaces」に対する脆弱性攻撃に注意喚起 - 米当局
「Cisco Catalyst SD-WAN Manager」に複数の脆弱性 - 「クリティカル」も
日米当局、中国が関与するサイバー攻撃について注意喚起
「Firefox 118」が公開に - 機能強化や脆弱性修正など実施
ブラウザ「Chrome」にアップデート - ゼロデイ脆弱性に対応
Apple、「macOS Sonoma 14」をリリース - 脆弱性61件を修正
Python向けライブラリ「gevent」に脆弱性 - アップデートを
「VMware Aria Operations」に脆弱性 - ホットフィクスを公開