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「Spring4Shell」、一部Cisco製品に影響 - 調査中の製品も

Javaフレームワーク「Spring Framework」に別名「Spring4Shell」としても知られる脆弱性「CVE-2022-22965」が明らかとなった問題で、Cisco Systemsは同社製品への影響について取りまとめた。

現地時間4月4日の時点で同脆弱性の影響が明らかとなっているのは、ネットワーク管理やプロビジョニングに用いる「Cisco Crosswork Optimization Engine」「Cisco Crosswork Zero Touch Provisioning(ZTP)」「Cisco Edge Intelligence」の3製品。いずれもアップデートは未提供となっている。

さらにエンドポイント向けソフトウェア、ネットワーク関連製品のほか、「Cisco Adaptive Security Appliance」「Cisco Firepower System Software」などのセキュリティ製品、「Cisco Webex Meetings」「Cisco Umbrella」などのクラウドサービスをはじめ、80以上の製品やサービスにおいて、脆弱性の影響を調査中としている。

また34製品については脆弱性の影響を受けないことを確認した。同社では調査結果や修正プログラムの提供状況など、引き続きアドバイザリをアップデートしていく予定。

(Security NEXT - 2022/04/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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