ソフト全般「脆弱性」対策の必要性、PC利用者で約6割が認知
パスワードの設定状況を見ると、パソコン利用者では77.7%、スマホ利用者においても70.9%と約7割が推測しにくいパスワードを設定。
パソコン利用者は55.5%。スマホ利用者では45.7%がパスワードの使い回しを避けていると答えた。一方、初期パスワードを変更している割合はパソコン利用者が68.0%、スマホ利用者は63.7%と7割に届いていない。
パスワードの管理方法は、プライベートな情報を書き込むアカウント、金銭のやり取りを行うアカウントのいずれも、「自分で記憶している」「手帳などの紙にメモしている」が3割から4割で中心となっている。
ソフトウェア全般において脆弱性対策が必要であることを認知しているパソコン利用者は66.0%で、スマホ利用者では52.1%だった。
脆弱性対策について「できている」「ほぼできている」との回答は、パソコン利用者において「OS」が44.9%、OS以外のソフトウェアは36.3%にとどまる。ルータやウェブカメラは38.7%、テレビやスマートスピーカーなどのIoT機器は26.0%とさらに低い。
スマホ利用者を見ても「OS」が37.6%、OS以外のソフトウェアが30.7%。ルータやウェブカメラは32.5%と3割台にとどまり、テレビやスマートスピーカーは20.7%だった。またパソコン、スマホ利用者のいずれも2割から3割強の回答者が対策状況について「わからない」と回答している。
(Security NEXT - 2022/03/30 )
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