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小学校で通知表所見データ含むUSBメモリを紛失 - 仙台市

仙台市は、市内の小学校において通知表の所見データが保存されたUSBメモリが所在不明となっていることを明らかにした。

同市によれば、宮城野区内の小学校において教諭が、通知表所見の下書きを3月7日にUSBメモリへ保存。同月10日から12日にかけて自宅に持ち帰って作業し、14日に校内のパソコンへコピーしたがデータを削除しておらず、その後紛失した。

通知表所見の下書きは、氏名や出席番号含む児童32人分のデータ。USBメモリは学校から貸与されており、データは暗号化され、パスワードが設定されていた。個人情報を外部に持ち出す場合は学校長の許可が必要となるが、許可は得ていなかったという。

同月16日に同教諭がUSBメモリを入れていたペンケースを校内で確認しているが、以降の所在がわかっていない。3月22日にUSBメモリを入れていたペンケースが見当たらないことに気づき、全職員で校内を探索したが見つからなかった。同校では、対象となる児童と保護者に対し説明と謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2022/03/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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