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NECプラットフォームズ製のワイヤレスVPNルータに脆弱性

NECプラットフォームズのワイヤレスVPNルータ「UNIVERGE WAシリーズ」に「OSコマンドインジェクション」の脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

保守やリモート、ウェブ用に用意されたコンソールの保守機能に「OSコマンドインジェクション」の脆弱性「CVE-2022-25621」が明らかとなったもの。

悪用されると任意のコマンドを実行されたり、サービス拒否に陥るおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「8.8」とレーティングされている。

利用者へ脆弱性について周知するため、同社が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。「同8.2.13」にて脆弱性を修正しており、同バージョン以降へアップデートするよう呼びかけるとともに、影響を軽減する回避策をアナウンスしている。

(Security NEXT - 2022/03/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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