「サイバーセキュリティ月間」が開始、マクロスとタイアップ - 「おぼえていますか」と対策をアピール
2月1日より2022年の「サイバーセキュリティ月間」がスタートした。40周年を迎えた人気ロボットアニメ作品「マクロス」とのタイアップなども展開する。
2022年はマクロスとのタイアップ。セキュリティ対策をアピールしていく(画像:NISC)
サイバーセキュリティ基本法に基づき、政府では毎年2月1日から3月18日(サイバー)までを「サイバーセキュリティ月間」と定め、啓発活動を展開している。
脅威が拡大するなか、誰もがITの恩恵を享受するためには、国民1人ひとりがセキュリティについての関心を高め、対応していく必要があるとして、2022年は「#サイバーセキュリティは全員参加」をキャッチフレーズに、啓発活動の取り組みを集中的に開催する。
「サイバーセキュリティ月間」の実施にあたり、松野博一内閣官房長官は、「誰1人取り残さずサイバーセキュリティを確保することが必要」「あらためてサイバーセキュリティに意識を向け、全員参加で取り組みを進めていただきたい」とメッセージを寄せた。
今回は40周年を迎える人気ロボットアニメ作品「マクロス」とのタイアップを展開。「マクロス40th × サイバーセキュリティ月間2022」としてポスターやデジタルサイネージ、バナーなどを展開する。
同作品の劇中歌である「愛・おぼえていますか」を彷彿とさせる「おぼえていますか」とのメッセージとともに、個人情報をむやみに発信しないことや、ファイルやリンクをすぐに開かないこと、パスワードを長く複雑にするといったセキュリティ対策をアピール。
また「銀河(インターネット)に届け私たちの歌(サイバーセキュリティ)」など作品をイメージさせるフレーズなどとともに、「サイバーセキュリティ月間」について告知する内容となっている。
(Security NEXT - 2022/02/01 )
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