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SAP、月例アドバイザリを公開 - 多数製品で「Log4Shell」に対応

SAPは、2022年最初の月例セキュリティパッチを公開した。「Log4Shell」に対するアップデートもリリースしている。

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせて9件のアドバイザリを公開したもの。

過去に公開したアドバイザリのアップデート3件を除くと、新規のアドバイザリは6件。CVEベースで7件の脆弱性に対処した。

新規に公開したアドバイザリにおいて重要度がもっとも高い「HotNews」は1件。ログ記録ライブラリ「Apache Log4j」に明らかとなった別名「Log4Shell」としても知られる「CVE-2021-44228」に対する総合的なアドバイザリで、21製品に対して26件のアドバイザリが別途用意されている。

また重要度を「高(High)」とするアドバイザリが1件。「SAP S/4HANA」に明らかとなった脆弱性2件を修正した。このうち「CVE-2022-22531」については、共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアが「8.7」と評価されている。

さらに「中(Medium)」とされる4件を新規に公開。あわせて2021年12月に公開したアドバイザリ3件についてもアップデートし、「SAP NetWeaver AS ABAP」におけるコードインジェクションの脆弱性「CVE-2021-44235」などへの対応をあらためて求めた。

今回あらたに同社が修正した脆弱性は以下のとおり。

CVE-2021-42066
CVE-2021-44228
CVE-2021-44234
CVE-2022-22529
CVE-2022-22530
CVE-2022-22531
CVE-2022-42067

(Security NEXT - 2022/01/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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