MS、独自修正5件含む「Microsoft Edge 97.0.1072.55」をリリース
マイクロソフトは、「Chromium」をベースとするブラウザ「Microsoft Edge」の最新版「同97.0.1072.55」をリリースした。
同アップデートでは、先にGoogleが「Chrome 97.0.4692.71」にて修正したことを明らかにしているCVEベースで24件の脆弱性にくわえ、独自の脆弱性5件を修正した。
「Chromium」による更新で重要度が「クリティカル(Critical)」とレーティングされる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2022-0096」が修正されている。一方、マイクロソフトが独自に対処した脆弱性5件に「クリティカル」とされる脆弱性は含まれていない。
重要度が4段階中2番目にあたる「重要(Important)」と評価した脆弱性は4件。リモートでコードを実行されるおそれがある「CVE-2022-21930」「CVE-2022-21931」や、権限昇格の脆弱性「CVE-2022-21954」「CVE-2022-21970」を解消した。「CVE-2022-21929」については1段階低い「中(Moderate)」とレーティングされている。
今回のアップデートで修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2022-0096
CVE-2022-0097
CVE-2022-0098
CVE-2022-0099
CVE-2022-0100
CVE-2022-0101
CVE-2022-0102
CVE-2022-0103
CVE-2022-0104
CVE-2022-0105
CVE-2022-0106
CVE-2022-0107
CVE-2022-0108
CVE-2022-0109
CVE-2022-0110
CVE-2022-0111
CVE-2022-0112
CVE-2022-0113
CVE-2022-0114
CVE-2022-0115
CVE-2022-0116
CVE-2022-0117
CVE-2022-0118
CVE-2022-0120
CVE-2022-21929
CVE-2022-21930
CVE-2022-21931
CVE-2022-21954
CVE-2022-21970
(Security NEXT - 2022/01/07 )
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