Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

オンライン会議の「Zoom」、「Apache Log4j」脆弱性の影響を公表

「Apache Log4j」に複数の脆弱性が明らかとなった問題で、ビデオ会議ソフトを展開するZoomは、各製品のクライアントソフトは脆弱性の影響を受けないことを明らかにした。バックエンドには同ソフトを実装しており、更新作業を進めているという。

同社は、脆弱性「CVE-2021-4428」「CVE-2021-45046」「CVE-2021-45105」への対応について最優先事項であるとし、パッチの適用や軽減措置を進めていると述べた。脆弱性を含む「Apache Log4j」については、テスト実施後に最新のバージョンへ更新する。

各製品の具体的なステータスも公表。「Zoom Meetings」「Zoom Events」「Zoom Video Webinars」「OnZoom」「Zoom for Government」「Zoom Phone」「Zoom Rooms」「Zoom for Home」「Zoom Chat」「Zoom Developer Platform APIs & SDKs」のクライアントでは、脆弱性を含む「Apache Log4j」を使用していないという。

一方、同社が運用するこれら製品のバックエンドには脆弱性が存在し、これまで「Apache Log4j」によって推奨された緩和策を適用してきたと説明。「CVE-2021-4428」「CVE-2021-45046」が修正された「Apache Log4j 2.16.0」へ更新するための作業を進めている。ユーザー側の対応は不要。

またサードパーティによるアプリ、サービスのほか、パートナーが提供するデバイスについては、脆弱性の影響について評価中だとしている。

(Security NEXT - 2021/12/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Linuxカーネルに権限昇格の脆弱性「Copy Fail」 - PoC公開済み
米当局、悪用リストに脆弱性3件を追加 - 最短で5月3日対応期限
小中20校で児童生徒の個人情報を同意なしにPTAへ提供 - 静岡市
サイバーセキュリティ総務大臣奨励賞、個人2名と2団体が受賞
複数Chatworkアカウントが侵害、不正な請求書送信も - 鉄道設備機器メーカー
電子カルテで知人情報を不正取得、漏洩した病院職員を処分 - 青森県
手術室のタブレット端末が所在不明 - 荻窪病院
「Firefox」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
業務用チャットアカウントに不正アクセス - 東京計器
デンソー海外2拠点にサイバー攻撃 - 情報流出の可能性、生産に影響なし