Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Zoho ManageEngine ServiceDesk Plus」にあらたな脆弱性が判明

IT資産管理ソフトウェア「Zoho ManageEngine ServiceDesk Plus」や、「Zoho ManageEngine AssetExplorer」にあらたな脆弱性が判明した。APT攻撃に悪用されているとして米政府から注意喚起が行われた「CVE-2021-44077」とは異なる脆弱性だという。

具体的には、オンプレミスとして提供されている「ServiceDesk Plus」の「Professional版」「Enterprise版」や、「AssetExplorer」において、細工したURLにより認証の回避が可能となる「CVE-2021-44526」が判明したもの。

またこれら製品でIT資産を検出する「Desktop Central」のエージェントを導入している場合、脆弱性「CVE-2021-44515」の影響も受ける。リモートよりコードを実行されるおそれがあるという。

同社は脆弱性を修正した「ServiceDesk Plus ビルド12003」「同11311」「同11212」「同11149」および、「AssetExplorer ビルド6953」「同6909」「同6737」をリリース。利用者へ対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/12/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Ivanti Workspace Control」に複数脆弱性 - アップデートを公開
新規セキュリティアドバイザリ14件を公開 - SAP
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「GitLab」に複数脆弱性 - 早急にアップデートを
MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に複数脆弱性 - 権限の昇格やセッション管理不備など修正
「Chrome」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートで解消
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意