独自の修正含む「Microsoft Edge 96.0.1054.29」がリリース
マイクロソフトは、ブラウザの最新版「Microsoft Edge 96.0.1054.29」をリリースした。独自の脆弱性についても修正を実施している。
今回のアップデートでは、ベースとなる「Chromium 96.0.4664.45」において修正された18件の脆弱性にくわえて、「Edge」特有の脆弱性3件に対応した。
具体的には、リモートでコードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2021-43221」やなりすましの脆弱性「CVE-2021-42308」に対処した。重要度は4段階中上から2番めにあたる「重要(Important)」とレーティングされている。
またiOS向けに提供している「Microsoft Edge for iOS」において、なりすましの脆弱性「CVE-2021-43220」を解消した。重要度は「中(Moderate)」。
いずれの脆弱性も米時間11月19日の時点で悪用や公開は確認されていないという。今回修正した脆弱性は以下のとおり。
CVE-2021-38005
CVE-2021-38006
CVE-2021-38007
CVE-2021-38008
CVE-2021-38009
CVE-2021-38010
CVE-2021-38011
CVE-2021-38012
CVE-2021-38013
CVE-2021-38014
CVE-2021-38015
CVE-2021-38016
CVE-2021-38017
CVE-2021-38018
CVE-2021-38019
CVE-2021-38020
CVE-2021-38021
CVE-2021-38022
CVE-2021-42308
CVE-2021-43220
CVE-2021-43221
(Security NEXT - 2021/11/22 )
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