初期侵入「総当たり攻撃」と「脆弱性攻撃」で6割超 - カスペ調査
Kasperskyは、2020年に同社が実施したインシデント対応を分析し、企業ネットワークの初期侵入に「総あたり攻撃」「脆弱性の悪用」が多く用いられており、あわせて6割以上にのぼるとの調査結果を取りまとめた。
2020年に同社のグローバル緊急対応チームが実施したインシデントレスポンスのデータを匿名化した上で分析したところ、初期侵入の31.6%で「総あたり攻撃」が用いられていた。13.3%だった2019年から18.3ポイント増と大きく上昇したという。
「外部公開されたアプリケーションの脆弱性の悪用」が31.5%と僅差で2番目に多かった。2019年の37.8%より割合は低下したものの、引き続き攻撃手法の中心となっている。
さらに「悪意のあるメール」が23.7%、「ドライブバイダウンロード攻撃」が7.9%で続いており、「リムーバブルメディア」「内部関係者」がいずれも2.6%だった。
(Security NEXT - 2021/11/22 )
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