Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

酒に酔って個人情報を紛失した職員を処分 - 東京都

東京都福祉保健局の職員が帰宅途中、酒に酔って児童の個人情報が記載されたノートを紛失した問題で、東京都は停職1カ月とする懲戒処分を実施した。

同職員は、許可を得ずに東京都児童相談センターで扱う4件の事案について記載があったノートを外部に持ち出し、3月12日の帰宅途中に紛失したもの。

当日は飲食店でビールや焼酎など10杯ほどを飲酒。自宅にタクシーで向かったが気分が悪くなったため途中下車したところ、そのまま眠り込み、目を覚ました翌13日1時過ぎには鞄が見あたらなかったという。付近を探索し、警察へ紛失を届けたが、9月28日の段階でも発見されていない。

東京都では今回の問題を受け、9月28日付けで同職員を停職1カ月とする懲戒処分を行った。また管理監督者責任として同局副参事を訓告、主事を口頭注意としている。

(Security NEXT - 2021/09/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

人事情報の不正閲覧で職員2人を処分、以前から漏洩のうわさ - 筑前町
従業員が退職時に顧客情報を持出、転職先で使用 - プルデンシャル生命
委託先従業員がマイナカード申請情報を私的利用、好意持ち連絡 - 郡山市
神戸市、個人情報の不正操作で職員処分 - 保険料増額の通知から発覚
子会社従業員が有効期限間近のデジタルギフトを不正入手 - デジタルプラス
USB紛失で町長ら減給、不正利用判明すれば再度処分を検討 - 佐久穂町
メール覗き見職員を処分、PWなど推測して不正アクセス - 宇陀市
行政文書ファイル1冊が所在不明、匿名通報で発覚 - 関東財務局
児童相談に関するICレコーダー紛失、1年以上未報告 - 紋別市
個人情報含むUSBメモリを紛失、拾得され発覚 - 近畿大工業高専