オープンなチャットを利用、個人情報が流出 - 埼玉県立特別支援学校
埼玉県は、県立特別支援学校でコミュニケーションアプリ「LINE」を利用していたところ、制限なく参加できるトークルームだったため、無関係の第三者が参加し、情報が外部に流出したことを明らかにした。
同県によると、9月10日7時過ぎ、同校学部内で情報交換に利用していた「LINE」のトークルームに無関係の第三者が参加したことが判明したという。
参加者からは、過去180日分のトーク履歴が参照できる状態で、在籍する生徒の氏名37人分のほか、出欠、健康観察に関する情報などが書き込まれていた。
問題のトークルームには、キーワードなどで検索でき、友だちでなくともだれでも参加できる「オープンチャット」を使用しており、制限なく匿名でだれでも参加できる状態だったという。
同校では、同日10時ごろに第三者を退出させるとともに、同トークルームを削除。同月13日に生徒や保護者に対して経緯を説明し、謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2021/09/22 )
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