アカウント2件に不正アクセス、スパム踏み台に - 早稲田システム開発
博物館向けのシステム開発などを手掛ける早稲田システム開発は、メールアカウント2件が不正アクセスを受け、迷惑メールの送信に悪用されたことを明らかにした。
同社によれば、8月31日早朝にメールアカウント1件が不正アクセスを受け、スパムメール送信の踏み台として悪用されたもの。調査を行ったところ、同月24日に別のメールアカウント1件でも同様の形跡が見つかったという。
迷惑メールの送信先について調査を行ったところ、いずれも同社が管理するメールアドレスではなく、攻撃者が用意したメールアドレスに送信されていた。同社では情報の持ち出し、流出の痕跡がないとし、顧客情報の流出はないと結論づけているという。
不正アクセスを受けたメールアカウント2件に関しては、1件を停止し、別の1件はパスワードを変更した。同社になりすました迷惑メールを受け取った場合は、本文中のURLを開かずにメールごと削除するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2021/09/22 )
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